レジン事業
DAICEL PP
PP複合樹脂

ダイセルPP は、PP樹脂をベースにして、難燃化、特殊強化材の配合などを行った高機能複合コンパウンド樹脂です。
市場において要求される様々なニーズと、射出・ブロー・押出・インフレーション等のさまざまな成形方法に対応します。
カタログにないグレードの開発も承りますので、ご相談ください。

PP複合樹脂 ダイセルPP
ダイセルPP | 樹脂種類 | 特徴 | ラインナップ | グレード |
---|---|---|---|---|
タルク強化 | 高剛性 耐熱 低ドローダウン |
一般 高流動 高衝撃 押出 |
PT2N1,PT3N1,PT4N1,PT6N1,PT8N1 PT3F1,PT4F1,PT6F1,PT8F1 PTS4N1 PT6E1 | |
ガラス繊維強化 | 高剛性 耐熱 |
一般 ガラス/マイカ |
PG2N1,PG4N1,PG6N1, PGM7T1 | |
難燃 | UL94 | V-2 V-0 高剛性 非ハロゲン |
PNAS3 PNAK2 FP994 PNAH5 | |
導電 | 導電性 | 一般 V-1 |
PB2N1 PB6N3 |
グレード別 採用事例
樹脂種類 | 用途 |
---|---|
タルク強化グレード | ガスコンロ,ボタンケース,TVゲーム,マウントフレーム |
GF強化グレード | 自動車 エアクリーナーケース,OA 冷却ファン,自動車 レゾネーター |
難燃グレード | ファンヒーター部品,リチウムイオンバッテリー |
[ 代表グレード ]
01: ダイセルPP 難燃グレード
高い熱安定性
(焼けにくさ)が特長
=
成形時の”焼け”を低減
熱安定性評価(滞留試験)
試験方法 | 右記成形条件において、シリンダー内に滞留させ、時間ごとに成形し樹脂材料の焼け度合いを比較。 |
---|---|
温度条件 | ・シリンダー温度条件 (NZ)220-220-200-180℃ ・金型温度 50℃ ・時間 0分、10分、20分、30分 |
評価材料 | ① ダイセルPP PNAS2 ② 従来品1 ③ 従来品2 |
熱安定性評価(滞留試験)結果
