『新機能性材料展2022(コンバーティングテクノロジー総合展2022)』に出展します

サステナビリティ

1月26日~28日に東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2022」に出展します。
本展示会は“新しい”付加価値を創造する機能性マテリアルの総合展です。

現在CO2排出などの環境問題等、サステナブル社会の実現には高い技術が求められています。
このような社会の実現に貢献するため、ダイセルグループの高機能性材料として
海洋分解性樹脂、高耐熱材、微細なパウダー形状エンプラなどを出展します。

R&D、製品開発・生産管理 等に携わる皆様のご来場をお待ちしています。
 
 
『新機能性材料展2022(コンバーティングテクノロジー総合展2022)』に出展します
『新機能性材料展2022(コンバーティングテクノロジー総合展2022)』公式ページ

関連リンク:セルロース由来の高海洋分解性樹脂~セルブレンEC~

製品価格改定のお知らせ ハウスホールド営業部

お知らせ

昨今の原材料費・輸送費・人件費等の著しい高騰は自助努力の範疇を大きく超えており、
製品価格への転嫁が避けられない情勢となりました。

つきまして、誠に恐縮ではございますが、弊社製品の価格を以下の通り改定させて頂きたく存じますので、
ご検討賜ります様、何とぞよろしくお願い申しあげます。
なお、製品毎の改定価格につきましては、別途、御見積書にてご確認下さい。

弊社といたしましては、引き続きコストの削減等に鋭意注力してまいりますが、現状をご賢察賜り、
何とぞご理解、ご協力を賜ります様、よろしくお願い申しあげます。

製品価格改定のお知らせ ハウスホールド営業部

軽量かつ高難燃!電動車搭載のバッテリー周辺部品用PP樹脂

トピックス

今回はBEV(Battery Electric Vehicle)PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)に代表される電動車両(EV)向けバッテリー周辺部品用材料について取り上げます。

EVの多くは走行用モーターの駆動用電源としてリチウムイオン電池を採用しており、高出力化のため複数のバッテリーモジュールを内蔵したバッテリーシステム(バッテリーパック)が車室下部に収納されます。

バッテリーパックは概して大型であり、電費(EVにおける“燃費”)向上の観点から、軽量化が切実な課題となっていることはよく知られています。

一方リチウムイオン電池からなるEV駆動用バッテリーシステムに対しては、近年国際的または各国固有の安全性基準が設けられており、国連規格 UN ECE R100-02. Part II中国 GB38031-2020 はその代表的なものです。

例えば UN ECE R100-02.Part II では、9項目の安全性試験が定められており、振動、衝撃、 圧壊、外部短絡、過充電、過放電、過昇温、ヒートサイクル、耐火、のような試験に合格しなければいけません。

参考: 国土交通省 HP 001151001.pdf (mlit.go.jp)

ダイセルミライズは
耐火試験に着目
軽量かつ高難燃の
樹脂材料の開発に着手

 
ダイセルミライズは、バッテリーシステム軽量化のため、バッテリーパック筐体または周辺部品の樹脂化を考察する中で、とくに耐火試験に着目し、軽量かつ高難燃の樹脂材料の開発に着手しました。

UN ECE R100-02. Part II の耐火試験では、バッテリーパックまたは車両の下部で燃料に点火し、トータル130秒間火炎に曝したのち、火源が取り除かれます。 爆発の兆候が無ければ合格

高難燃樹脂材料の開発においては、
樹脂成形物に130秒間火炎を近づける試験を実施し、
試験中と試験後の状態を確認しました。

当社の従来のハロゲン系難燃PPグレード(GF強化)は、
火炎を近づけると着火・燃焼し、試験後自己消火するものの、
燃焼部位は「穴」となり崩落しました。


  • 試験前(平板状成形物)

  • 試験中(30秒経過)

  • 130秒後(試験終了)

  • 試験後

新規開発した非ハロゲン系高難燃PPグレード(GF強化)『ダイセルPP PG6N5』は、
同じ燃焼試験において、火炎を近づけても赤熱するのみで、
試験後は赤熱部位が自己消火するだけでなく形状も保持していました。


  • 試験前(平板状成形物)

  • 試験中(30秒経過)

  • 130秒後(試験終了)

  • 試験後

バッテリーパック筐体には、現在は主に金属材料が使用されていますが、
同じ形状で『ダイセルPP PG6N5』を用いれば
厚みの違いを考慮しても約20〜40%程度の軽量化が可能です。

このようなことから、『ダイセルPP PG6N5』を、
リチウムイオン電池を利用する
EVの駆動用バッテリーパック
筐体の一部または周辺部品用材料
として推奨致します。

 

ダイセルPP PG6N5

 高難燃軽量/低密度

特性 測定方法 測定条件 単位 PG6N5
メルトマスフローレート ISO1133 230℃/2.16kg g/10min 8
引張強さ ISO527 MPa 82
曲げ強さ ISO178 MPa 138
曲げ弾性率 ISO178 MPa 8,700
ノッチ付きシャルピー
衝撃強さ
ISO179/1eA kJ/m2 10
荷重たわみ温度 ISO75 1.80MPa 150
荷重たわみ温度 ISO75 0.45MPa 160
燃焼性 UL94 V-0 /1.5mm BK
密度 ISO1183 g/cm3 1.30

 

詳しくは、レジン営業部までお問い合わせください。

関連記事
PP複合樹脂 ダイセルPP 可能性広がる リチウムイオン電池

酢ビ系エマルジョン『セビアン‐A』シリーズ価格改定(追加)のお願い

お知らせ

酢酸や国産ナフサ等の価格上昇やコロナ禍からの急激な経済回復に伴う
各原材料の需給バランス崩れ等により、主原料の酢ビモノマーや誘導体などの大幅な価格上昇が続いております。

今後、安定供給を継続していく為に価格改定をお願いせざるを得ないとの結論に至りましたので、ご連絡申し上げます。

酢ビ系エマルジョン『セビアン‐A』シリーズ価格改定(追加)のお願い

『ものづくりパートナーフォーラム東京 2021』に出展します

展示会

2021年12月14日・15日に開催される『ものづくりパートナーフォーラム東京 2021』に出展致します。

金属樹脂接合技術 DLAMP® と熱接着フィルム サーモライト™ の紹介と新用途の提案を行います。

『ものづくりパートナーフォーラム東京 2021』に出展します
日経ものづくり主催 加工技術・受託開発専門展示会『ものづくりパートナーフォーラム』公式ページ

フィルム価格改定のお願い (OPP系第4次)

お知らせ

原油・ナフサ価格の上昇に伴い、原材料メーカー各社が価格転嫁を表明しております。

弊社におきましても、安定供給を継続していく為にも、添付の通り価格改定を
お願い申し上げる事となりましたので、ご連絡します。

フイルム価格改定のお願い (OPP系第4次)

第1回『サステナブル マテリアル展』に出展します

サステナビリティ

関東で初めて、サステナブル素材に特化した総合展示会が、12月8日(水)より幕張メッセにて開催されます。

ダイセルグループの考える「バイオマスバリューチェーン」のご説明や、
ダイセルグループのサステナブル素材 (海洋分解性樹脂,機能性素材,環境配慮エンプラ,未来技術) をご紹介します。

第1回『サステナブル マテリアル展』に出展します

『ケミカルマテリアル Japan 2021-ONLINE-』に出展します

展示会

2021年10月18日(月)~10月29日(金)に開催される『ケミカルマテリアル Japan 2021-ONLINE-』に出展いたします。
金属樹脂接合技術 DLAMP™ の”電磁誘導加熱を応用した金属樹脂接合技術”をご紹介します。

『ケミカルマテリアル Japan 2021-ONLINE-』に出展します

二軸延伸ポリスチレンシート事業終了のお知らせ

お知らせ

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)およびダイセルミライズ株式会社(本社:東京都港区)は、
中期戦略に基づく事業構造改革の一環として、二軸延伸ポリスチレンシート事業を終了することといたしましたので、お知らせいたします。

二軸延伸ポリスチレンシート事業終了のお知らせ

事業移管のお知らせ

お知らせ

ダイセルミライズ株式会社(以下、当社)は、当社の長繊維樹脂事業をポリプラスチックス株式会社へ承継、
また、株式会社ダイセルの樹脂コンパウンド事業を当社へ承継することとなりましたので、ご連絡します。

事業移管のお知らせ


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